虫垂炎(盲腸)の治療

◎急性虫垂炎(盲腸)の治療法は?

 急性虫垂炎の治療は,腫れた虫垂を手術で切除することです.手術は腹腔鏡下に虫垂(下図の白矢印)を同定した上で,虫垂間膜を処理し,虫垂の根部(下図の黒矢印)を糸で結紮し,虫垂を切除します.炎症がひどくて虫垂根部で切離できない時は周囲の腸も一緒に切除し,腸同士を吻合することもあります.抗生剤(細菌をやっつける薬)は補助的に使われます.発症から時間が経ち,既に周囲に膿瘍を作ってしまった状態(膿瘍形成性虫垂炎)は,抗生剤や穿刺ドレナージで感染をコントロールした後,時間をおいて手術をすることもあります.

◎私の急性虫垂炎手術の特徴

 基本的に腹腔鏡下手術で虫垂を切除します.3mmの細径鉗子を用いた低侵襲手術も行っています.手術時間は約20-60分,翌日から食事を再開し,術後2日目に退院できます.穿孔し腹膜炎を起こしている場合は,3-5日間の点滴抗生剤治療が必要ですので,1週間程度の入院が必要となることが多いです.また,穿孔していない虫垂炎を薬で散らして治癒した後であれば,日帰り手術で虫垂切除することも可能です.

◎虫垂炎手術の動画

 日帰りで実際に行った虫垂手術の動画を公開しています.手術動画ですので,苦手な方は閲覧にご注意ください.

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