経営
クリニックは大きくすべきか|専門特化で質を研ぎ澄ますという経営判断
クリニックを大きくするより、専門を絞って質を研ぎ澄ます。それが、私が選んできた経営判断だ。 「組織のことを考えろ」と言われた日 以前、尊敬する先輩外科医にこう言われたことがある。 「お前ももうそろそろ、組織のことを考えろ。一人で手術していて... 思考
外科医がブログを書き続ける理由|判断を言語化する
外科医が自分で情報を発信する必要があると思い、書き始めた。書き続けるうちに、書くことは、自分の判断を確かめる方法になっていた。 始まりは、手術を選ぶ材料が見えないことだった このブログを始めたのは2016年、開業する6年前だ。当時は、病院に勤め... 外科
手術指導で若手外科医にどこまで任せるか|任せる範囲と見守る覚悟
手術を教えるとは、任せる範囲を決め、その範囲の中では手を出さずに待つことだ。待てるのは、待てない線を先に決めているからである。 手術指導も、山選びと同じだった 以前、「自分に合った山を選ぶということ」という記事で、登る山は人それぞれでいい... 思考
「自分が患者だったら」を判断の軸にする|迷ったときに立ち返る一つの問い
迷ったとき、私は一つの問いに戻る。自分が患者だったら、どうしてほしいか。 迷ったとき、最後に戻ってくる問い 判断に迷う場面は、毎日のようにある。 手術室では、術式や手順の選択に迷う。経営の場では、何を始め、何をやめるかに迷う。 材料を集め、... 外科
外科医の専門特化で失うもの、得るもの|専門の外の経験が手術を深くする
専門を極めるのに必要なのは、専門の中だけではない。専門の外で積み重ねてきたものが、一つの手術を深くする。 「一意専心」の、その先を書く 以前、「一意専心、日々精進」という言葉について書いた。消化器外科医だった私が、鼠径ヘルニアの手術に絞っ... 外科
手術の合併症が起きたとき、外科医は何を考えるか|数字の裏にいる一人の患者
確率は、多くの手術をまとめて見たときの数字だ。けれど、合併症が起きた一人にとって、それは確率ではなく現実になる。 「数パーセント」は、その人にとっては起きるか起きないかだ 手術の前に、合併症の説明をする。どんな合併症があり、どのくらいの頻... 外科
手術成績は公開すべきか|外科医が患者側に立って考えたこと
自分が手術を受ける側だったら、何を知りたいか。「実際に受けたら、どうなるのか」だ。その答えを、一例の体験談ではなく、全体の数字で示したいと思った。 「見えない情報」に、自分ならどう答えるか 以前、「外科医は誰に手術を任せるのか」という記事... 外科
術式はどう選ぶのか|腹腔鏡か鼠径部切開か、外科医が迷う場面
術式を決めるとき、問うべきは自分の得意ではない。目の前の患者さんにとって、何が望ましいかだ。 手術の判断は、術式を決めるところから始まる 手術の判断は、手術室に入ってから始まるのではない。最初の大きな判断は、外来で術式を決めるときに下され... 思考
覚えるより使うために学ぶ|外科医が試験と手術指導で身につけた勉強法
学びは、使うことで身につく。勉強も読書も、アウトプットを前提にすると効率が変わる。 学ぶ前に、まず自分を診断する 外科医になってから、専門医や技術認定医など、いくつもの試験を受けてきた。その中で、自分なりの学び方ができてきた。 勉強を始める... 外科
外科研修にお勧めの本|研修医と専攻医が手元に置きたい教科書
外科研修で読む本は、多くなくていい。何度も開く数冊が手元にあれば、それで十分だ。 ここでは、研修医と専攻医それぞれの時期に、手元に置いておきたい本を挙げる。どれも、研修を終えた先でも役に立つと考えて選んだものだ。 研修の本は、数冊でいい 研... 経営
クリニックのホームページを院長が自作した理由|自分の言葉で伝える
自分の手術を説明する言葉は、自分で書くしかない。それが、クリニックのホームページを自作した理由だ。 構築も執筆も、すべて自分で 埼玉外科クリニックのホームページは、すべて私が自作し、運営している。記事の執筆だけではない。サイトの構築も、自... 外科
外科医に定年はあるのか|メスを置く日を自分で決めるということ
外科医に定年はない。だからこそ、メスを置く日は自分で決めるしかない。終わりを考えることは、今の手術に誠実であることと同じだと私は思っている。 外科医に定年はない 外科医には定年がない。体と頭が動く限り、手術台に立ち続けることができる。一見... 経営
自分に合った山を選ぶということ|外科医が考える適材適所と人材育成
登る山は、人それぞれでいい。 人の力の違いを理解し、それぞれに合った山と登り方を選べること。それが、より良い教育や人事、そして一人ひとりの幸せにつながると私は考えている。 教育と人事に関わって感じること 私は外科医として、若い医師の手術指導... 外科
外科医は誰に手術を任せるのか|執刀医の選び方と見えない情報
外科医である私でも、自分の執刀医を確信をもって選べるとは限らない。判断に必要な情報が、外科医にとってさえ十分に公開されていないからだ。 私はこれまで、外科医として多くの手術を執刀してきた。では、自分が手術を受ける側になったら、誰に任せるだ... 思考
ドラッカーの問いを自分に向ける|外科医が考える自己経営の出発点
自己経営の出発点は、答えではなく問いにある。組織に向けられた五つの問いを、自分に向け直してみる。 ドラッカーが組織に向けた問い P.F.ドラッカーは『経営者に贈る5つの質問』で、組織に向けて五つの問いを示した。 われわれのミッションは何か。われ...



























